渇き。

渇き。　劇場にて

監督：中島哲也
原作：深町秋生「果てしなき渇き」

キャスト
役所広司 小松菜奈 妻夫木聡 オダギリジョー
橋本愛 二階堂ふみ 黒沢あすか 清水尋也
中谷美紀 國村隼 高杉真宙 森川葵
青木崇高 葉山奨之


あらすじ
元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。
家族とよりを戻したいと願う藤島は一人、捜査に乗り出す。

一方、三年前。中学生である尚人は酷いイジメにあっていた。
自殺さえも考えていたところを藤島加奈子に救われる。

彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願う。

過去と現在の回想、二つの物語が交錯し、
探るほどに深くなる加奈子の謎、次第に浮き彫りになる藤島の心の闇。

そして驚愕の結末・・・・・



感想　　ネタバレ注意

えーと・・・・・この映画にはまともな人は出てこないです。
みんな狂ってます（T_T）

怖すぎる・・・アウトレイジみたいなやくざもんならまだ
一般人には手は出さないってルールがあるけど
こちらはもう、健全な少年少女巻き込んでるから・・・

可奈子がどうしてこんな風になってしまったかの描写がないのでわからないけど
最低な人間で。
狂ってるとしか言いようがなく・・・

でも父親はもっと狂っていて
あ、だから娘が狂ったか？

中学生時代の可奈子を好きになった少年がかわいそうすぎて。
ひとりは自殺するけど　もう一人の『ぼく』は自殺を選ばなかったけど
悲惨なことに。


松永って同級生の殺され方が　痛い、痛い。
お腹切られて内臓出てて、喉も切られてるんだけど
辛うじて生きてて・・・その内臓を靴のままぐりぐりーって踏みつけられるシーン
お腹痛くなった（@￣□￣@;）！！

二階堂ふみが耳切られるとこも、見てられず目を反らしたわ～

オダギリジョーは最悪。
最悪やけど、手を撃たれたとこ、痛すぎる～～～～

とにかく、メッセージがわからないし
ただただ、痛いだけで（笑）

でもまあ、回想シーンをポップに仕上げてたり
ちょっとおしゃれな感じのところもあった。

『下妻物語』と『告白』はどちらも私、絶賛してたんですけど
これは、どうかな～・・・じわじわメッセージ性を感じるのかなあ。

役所さんが不死身すぎて笑ってしまうけどね。
どんだけ生命力あるねん、ってね。
どんどん血まみれでむさくるしい汚いおっさんになっていくのが耐えられない～（爆）
が、役所さん以外にこの役は考えられないほどハマっていらっしゃったわ。


あ～どの役もやりたくないわ～（*￣m￣） ププッ

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