BOB [舞台]
BOB 舞台
監督・作・演出:西田征史
キャスト:丸山隆平・平愛梨・片桐仁
人前で平気でいちゃいちゃするバカップルの春彦と夏美。
物語は、5年後のふたりから始まります。
カレーの味を巡って喧嘩になるふたり。
もう、修復不可能なまでに冷め切っていた。
そして、離婚を決意した夏美は 離婚届を置いて家を飛び出す。
その一時間後、警察から電話が。
夏美が事故に合い、なんと、5年間の記憶を失ってしまったのだった。
バカップルのままの夏美に最初は戸惑う春彦だったが
そのうち、受け手の感情によって生じた歪だったことに気づき
できればもう、5年間のことは思い出してほしくない、と思い始める。
売れない漫才師の春彦の相方がいろいろ協力する中繰り広げられる
ふたりのバカップルっぷり。
その① 濁点遊び。
濁点をつけると、強くなるという・・・
かぶとむし→がぶどむじ
ほたて→ぼだで
きゅうきゅうしゃ→ぎゅうぎゅうじゃ
などなど、文字にするとなーんにも面白くはないが
舞台ではかなり面白い・・・丸ちゃんのアクションがつくから?
その② 名前入れ替え遊び。
苗字の一文字と名前の一文字を入れ替えるというもの。
ダルビッシュ・ゆう → ゆるびっしゅ・だる
まつだいら けん → けつだいら まん
えなり かずき → かなり えずき
いや・・・これも、文字にするとなんてことないけど
舞台上の演出で、かなり笑える。
そんなバカップルのふたり・・・と もうひとつの世界があった。
秋彦と冬美、という冷めた夫婦は
別々の出版社の編集長。
さきほどの バカップルの話しは神田仙太郎という作家が書いたもので
続きを考えてほしいと、夫婦に依頼する。
・・・・・その依頼は夫婦の関係を修復させようというもくろみでもあったが。
そして、舞台は、この 春彦&夏美の世界と 秋彦&冬美の世界が
パラレルワールドのように、交互に演じわけられるのだが・・・
途中どっちが現実なのかわからなくなりつつ・・・
冬美が考えたラストシーンが採用されることになった。
ラストはハッピーエンド、というもので
その流れで、自分たち夫婦もハッピーエンドに・・・と思った秋彦だったが
冬美は冷たく去っていく。
そして、また場面は 春彦と夏美の場面に・・・
「この話し、本当に夏美が考えたの?」
どんでん返し。
記憶を取り戻した夏美は、喧嘩のことも思い出したものの
春彦の悪いところも知ってるけど、いいところもいっぱい知ってるから、と
仲直りするのだった。
とにかく、スピード感があって
ぐーっと引き込まれ、どんどん見入ってしまうストーリーでした。
90分という短いお芝居なんだけど
どこひとつとっても、退屈しない、笑いもたくさん起こる舞台でした。
最初の喧嘩のシーンでのツボどころは
夏美が春彦のことを「あ」って呼びます。
「なんだよ、それ。」
「あんたの あ よ!あんたって言うのカロリーが無駄だから!」
そして、春彦の顔を パリーグ呼ばわりするところも大きな笑いがおきてました。
それが、バカップル時代に戻ると
夏美が春彦を 「かっこいい~」って言うと
「パリーグだぞ!?」と切り替えします。
そして、夏美が呼ぶ 「はるぴこぴこ~」がかわいくて。
テンション上がりすぎると 「はるぴこぴこぴこ~」って長くなるの(笑)
「お前この前、俺のこと一文字で呼んでたぞ!?」
「私のことも昔のように呼んでよ~。ボエ って呼んで」
5年前のことは忘れちゃってる春彦は
「なんだよそれ。」
「僕のエンジェル、略して ボエ」
「5年前の俺、何してたんだ~」頭を抱える春彦。
あ~このシーンもかわいかった♪
この舞台、なんといっても、片桐仁さんの突っ込みなしでは成り立ちません。
ま~、面白い。
春彦との漫才シーンは息ぴったりで。
3人がそれぞれ二役をしてるんですが
ややこしくならないのかなあ・・・という心配なんてなんのその。
3人とも、本当に上手に使い分けてました。
名前とか、ややこしくなりそうやけどな~(;´▽`A``
なにはともあれ、無事千秋楽。
おめでとうございます。&お疲れ様でした!!
監督・作・演出:西田征史
キャスト:丸山隆平・平愛梨・片桐仁
人前で平気でいちゃいちゃするバカップルの春彦と夏美。
物語は、5年後のふたりから始まります。
カレーの味を巡って喧嘩になるふたり。
もう、修復不可能なまでに冷め切っていた。
そして、離婚を決意した夏美は 離婚届を置いて家を飛び出す。
その一時間後、警察から電話が。
夏美が事故に合い、なんと、5年間の記憶を失ってしまったのだった。
バカップルのままの夏美に最初は戸惑う春彦だったが
そのうち、受け手の感情によって生じた歪だったことに気づき
できればもう、5年間のことは思い出してほしくない、と思い始める。
売れない漫才師の春彦の相方がいろいろ協力する中繰り広げられる
ふたりのバカップルっぷり。
その① 濁点遊び。
濁点をつけると、強くなるという・・・
かぶとむし→がぶどむじ
ほたて→ぼだで
きゅうきゅうしゃ→ぎゅうぎゅうじゃ
などなど、文字にするとなーんにも面白くはないが
舞台ではかなり面白い・・・丸ちゃんのアクションがつくから?
その② 名前入れ替え遊び。
苗字の一文字と名前の一文字を入れ替えるというもの。
ダルビッシュ・ゆう → ゆるびっしゅ・だる
まつだいら けん → けつだいら まん
えなり かずき → かなり えずき
いや・・・これも、文字にするとなんてことないけど
舞台上の演出で、かなり笑える。
そんなバカップルのふたり・・・と もうひとつの世界があった。
秋彦と冬美、という冷めた夫婦は
別々の出版社の編集長。
さきほどの バカップルの話しは神田仙太郎という作家が書いたもので
続きを考えてほしいと、夫婦に依頼する。
・・・・・その依頼は夫婦の関係を修復させようというもくろみでもあったが。
そして、舞台は、この 春彦&夏美の世界と 秋彦&冬美の世界が
パラレルワールドのように、交互に演じわけられるのだが・・・
途中どっちが現実なのかわからなくなりつつ・・・
冬美が考えたラストシーンが採用されることになった。
ラストはハッピーエンド、というもので
その流れで、自分たち夫婦もハッピーエンドに・・・と思った秋彦だったが
冬美は冷たく去っていく。
そして、また場面は 春彦と夏美の場面に・・・
「この話し、本当に夏美が考えたの?」
どんでん返し。
記憶を取り戻した夏美は、喧嘩のことも思い出したものの
春彦の悪いところも知ってるけど、いいところもいっぱい知ってるから、と
仲直りするのだった。
とにかく、スピード感があって
ぐーっと引き込まれ、どんどん見入ってしまうストーリーでした。
90分という短いお芝居なんだけど
どこひとつとっても、退屈しない、笑いもたくさん起こる舞台でした。
最初の喧嘩のシーンでのツボどころは
夏美が春彦のことを「あ」って呼びます。
「なんだよ、それ。」
「あんたの あ よ!あんたって言うのカロリーが無駄だから!」
そして、春彦の顔を パリーグ呼ばわりするところも大きな笑いがおきてました。
それが、バカップル時代に戻ると
夏美が春彦を 「かっこいい~」って言うと
「パリーグだぞ!?」と切り替えします。
そして、夏美が呼ぶ 「はるぴこぴこ~」がかわいくて。
テンション上がりすぎると 「はるぴこぴこぴこ~」って長くなるの(笑)
「お前この前、俺のこと一文字で呼んでたぞ!?」
「私のことも昔のように呼んでよ~。ボエ って呼んで」
5年前のことは忘れちゃってる春彦は
「なんだよそれ。」
「僕のエンジェル、略して ボエ」
「5年前の俺、何してたんだ~」頭を抱える春彦。
あ~このシーンもかわいかった♪
この舞台、なんといっても、片桐仁さんの突っ込みなしでは成り立ちません。
ま~、面白い。
春彦との漫才シーンは息ぴったりで。
3人がそれぞれ二役をしてるんですが
ややこしくならないのかなあ・・・という心配なんてなんのその。
3人とも、本当に上手に使い分けてました。
名前とか、ややこしくなりそうやけどな~(;´▽`A``
なにはともあれ、無事千秋楽。
おめでとうございます。&お疲れ様でした!!
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